甘さと苦さが共存した、イラストの世界観そのままのオラクルカード
一見すると可愛らしく幻想的な世界。しかし、そこに描かれている女の子は物憂げだったり、涙を流していたりもします。
見て見ぬ振りをしてきたようなことや、気付かずに過ごしてきたようなことを、カードに描かれた少女たちが表情一つ変えずに目の前に差し出してくるでしょう。
それらを受け入れることで、少しだけ、今までとは違う世界が見えるようになるかも知れません。
各カードには、基本的な解釈の他に、前向きな可能性を示す【Light(ライト)】のメッセージと、警告や問題点を明らかにする【Dark(ダーク)】のメッセージが記載されています。
この2つの解釈を使うことで、一つの事柄について最も望ましい結果と最も問題となることの、両方について知ることができますし、または、行動を起こす前に自分を奮い立たせたいときは【Light】、ストレスの多かった一日の終りに体験したことの意味を知りたいときには【Dark】といったように、質問の内容に応じて使い分けることもできます。
イタリアで最高の児童絵本画家、ニコレッタ・チェッコリ
本作のアートワークを手がける、ニコレッタ・チェッコリのアート作品は世界各国で展示・販売されており、その繊細でおぼろげな描写が生み出す、豊かな世界観が特徴です。
2001年「イタリアで最高の児童絵本画家」としてアンダーソン賞を受賞し、他にもニューヨーク・イラストレータ協会賞など、芸術団体が主催する最高賞を多数受賞しています。